お鍋のあと余ってしまったり、使いきれずに賞味期限が切れてしまったことはないでしょうか。
特に一人暮らしだと、豆腐一丁は食べきれないことも多いですよね。
もったいないけど、生ものだしおなかを壊す恐怖を考えると、食べるにはかなりの勇気が。
今回はそんなお悩み解決のヒントとなる、豆腐の賞味期限の限界についてご紹介します。
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賞味期限と消費期限の違い
この二つ、言葉は似ていますが違う意味を持っているということを知っていましたか?
・消費期限
お弁当・生洋菓子など、長く保存の効かない食品に表示されています。
開封していない状態で表示されている保存方法を守った場合、食べても安全な期限を表しているのですね。
・賞味期限
ハム・スナック菓子・缶詰など、冷蔵や常温で保存の効く食品に表示されています。
開封していない状態で表示されている保存法に従った場合、おいしく食べられる期限を表しているのです。
過ぎても食べられなくなるとは限りません。
※常温=15~25℃
つまり消費期限は安全に食べられる期限、賞味期限はおいしく食べられる期限を表しているんですね。
豆腐では完全密封されている充填(じゅうてん)豆腐の方が、無菌状態で水がたぷたぷ入っている豆腐より期限が長くなっています。
見た目で判断する
とは言っても、消費期限を少々過ぎていても私は食べてしまいます。
こちらは皆さんの判断に任せますが、チェックすべきポイントをお伝えしたいと思います。
開ける前にチェックすることは・・
・パックが膨らんでいないか
・変色していないか
このような変化が見られなかったら開けてみましょう。
次に確認することは
・表面にぬめりがないか
・糸は引いていないか
この2点です。
さすがに糸を引いていて食べる人はいないと思いますが。。。
ニオイで判断する
見た目に変化が見られなかったら、今度はニオイを確認していきましょう。
・酸っぱいニオイはしないか
・腐ったニオイはしないか
・豆腐から香ってくるはずのないニオイはないか
電子レンジで加熱すると匂いの判断がしやすくなります。
どうしてもその豆腐を食べたい時は?
見た目もニオイもクリアしたとしても、食べる際は必ず加熱しましょう。
加熱したとしても食中毒の原因となる毒素は無くならないので、100%安全ではありません。
食べるなら殺菌作用に効果があるとされる生姜、にんにく、ねぎ、唐辛子を使った麻婆豆腐がいいと思います。
食中毒に効果的な梅、しそ、お酢を使うのもいいですね。
あと賞味期限が切れそうな豆腐を冷凍庫に入れて、一時保留という技もあります。
これは賞味期限が間近の豆腐を抱えることの多い筆者がよくやっていることなので、おすすめですよ。
冷凍した豆腐は、解凍すると水分が抜けぽろぽろと油分のないひき肉のようになるので、ハンバーグや餃子のかさ増しに使ったり、刻んだ野菜と濃いめの味付けで炒めておくと、おかずにも炒飯の具としても活躍してくれます。
まとめ:実際に確認してみることが必要
今回は豆腐がまだ食べれるかにフォーカスしてお伝えしてきました。
では、最後におさらいしてみます。
・パックが膨らんでいないか
・変色していないか
・表面にぬめりがないか
・糸は引いていないか
・酸っぱいニオイはしないか
・腐ったニオイはしないか
・豆腐から香ってくるはずのないニオイはないか
・どうしても食べたいときは必ず加熱すること
・麻婆豆腐などがおすすめ
お豆腐は安いのでついつい買ってしまいますよね。
しかも栄養満点、ダイエットにも最適。
ぜひ今回のポイントを参考にしてみてくださいね。
※期限が過ぎたものを食べる場合、自己責任でお願いします。
おなかを壊してはいけませんから、無理はしないでくださいね。
一 人 暮 ら し を 幸 せ に す る − ヒ ト ブ ロ −