家でふと目にする「黒い小さい虫」を見たことはありませんか?初めは「ゴミかな?」と思うのですが、よく見るとモゾモゾ…これ、実は害虫の一種なのです!
私の家にも大量に発生したことがあり、苦労しました…
家で見る害虫は何種類かいるのですが、
- シバンムシ
- クロゴキブリ(幼虫)
この2種類がほとんどである場合が多いです。
予備知識がないと、これらの虫が害虫であることにも気が付かないかもしれません。そこで、今回はこの2種類の害虫についてご紹介していきたいと思います。
シバンムシ
まずシバンムシについてですが「シバンムシ」とは雑食性の幼虫のことを指します。
出典:アース製薬
特徴
大きさは約1.5~3mmで形はだ円形をしていて、体の色は赤褐色、背中に細い毛が生えているのが特徴です。
雑食なので何でも食べるため、食べられるものがある場所に大量発生することがあります。
特に食料を出しっぱなしにしておくと、それを食料にして大量に増殖する可能性があります。食べ物を残す時にはフタをしておくなど、食べられないように塞いでおくのが防止法として有効です。
基本は餌を放置しないことと湿気対策
餌となるお菓子の食べ残しや食品のカスなどは、しっかりと掃除しましょう。密封できるものは密封するようにしたいですね!
シバンムシは湿気を好みますから、湿気を減らすことで住みにくい環境を作りましょう。目安は湿度50%くらいです。
殺虫剤も効果的
シバンムシの駆除と対策についてですが、基本的には殺虫剤やバルサンのような燻製剤になります。
どちらも確実な効果が期待できますが、数える程度の数なら殺虫剤で様子を見ましょう。その後も継続して、大量に見つかるようならバルサンを炊くのも選択肢に入れる必要が出てきます。
防虫剤も効果があるが注意点もある
防虫剤を選ぶ時に気を付けておきたい点として、シバンムシはハーブやミントの香りを好むため、これらの匂いを出すタイプの防虫剤の使用はあまりおすすめできません。
ですので防虫剤を利用するなら、それ以外の匂いの物を使用するようにしましょう!
クロゴキブリ(幼虫)
「クロゴキブリ」はゴキブリの一種で、日本ではチャバネゴキブリと並んで有名な虫です。
出典:アース製薬
特徴として比較的大型であることが挙げられ、その全長は25mm~40mm程度まで大きくなることがありますね。
ちなみに最も大型と言われている「ヤエヤママダラゴキブリ」が50mmですので、その大きさも何となく想像できるのではないかと思います。
もう一つの特徴として「飛ぶことができる」ため、仕留めることが困難なのも厄介なところでしょう。幼虫の場合は全長が4mm程度で、チャバネゴキブリと比べると成長速度はかなり遅いです。
基本的な対策
バルサンなどでも駆除が可能ですが、これはゴキブリの卵には効きません。卵まで意識した駆除が必要になりますが、取り急ぎ簡単に出来ることは以下になります。
- 水回りを綺麗にする(就寝前に水滴を拭き取る)
- 食べ物は残さない
- 髪の毛もしっかり掃除する
頻繁に産卵する
繁殖能力は低いようにも思えますが、クロゴキブリの場合は年中が繁殖期であり、年に最低でも20回は卵を産むと言われていますから、幼虫の時などの早い段階で仕留めておく必要がありますね。
対処方法としては「部屋を清潔に保つ」「ゴキブリキャップの利用」「巣そのものを駆除する」などが挙げられます。
私が一番効果が高いと思うゴキブリの駆除剤はこちらです。(色んな種類を使って、一番効果がありました!)
タニサケのゴキブリキャップです。
ゴキブリは水を求めて外に出るため、死骸すら目にすることがありません。私の家は頻繁にゴキブリが出てたのですが、コレを設置してから一切見なくなりました。素晴らしい…
殺虫スプレー&くん煙殺虫剤
次にシバンムシに効く殺虫剤をご紹介します!少量のシバンムシなら、殺虫剤が効きますよ〜!
大量に発生し手に負えない!とか、どこにひそんでいるかわからない…などの場合は「くん煙殺虫剤」がオススメです。
もちろん部屋も汚れません。
それぞれ、人体に影響はあるの?
害虫と言われると人体への影響が懸念されるところですが「シバンムシ」「クロゴキブリ」共に人体へは無害であることが確認されています。
ではなぜ、ゴキブリが汚いと言われているのか?
ゴキブリは生まれたては無菌なのでキレイです。しかし成長する過程で汚い場所で生活をすることが多く、外部から雑菌を運んできますから、ばい菌だらけなのです。
なるべく増殖する前に除去しておいた方が衛生面から見ても良いですね。それに生理的に受け付けることのできる人は少ないでしょうし、見つけてしまうといい気はしませんよね。
ですから、どちらにも共通するのは「増える前に対処する」のが理想的です。
まとめ
シバンムシに関しては
- エサになるものを放置しない
- ハーブやミント以外の防虫剤を使うこと
クロゴキブリだと
- 幼虫の間に駆除しておくこと
- ゴキブリキャップを使う
特にクロゴキブリは成虫になると対処が困難となりますので、早い段階で駆除しておかないとかなり厄介です。子供がいれば卵もある可能性もありますので、気を引き締めて駆除しましょう!
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