筋肉痛になったときに効果的とされているのは湿布を貼ることですが、現在市販されている湿布は大きく分けると温めるタイプの温湿布と、冷やすタイプの冷湿布に分類されます。
その上で気になるのは「どちらの方が筋肉痛に良く効くのか?」についてですよね?
これらの湿布は両極端の性質を持っていますから、利用する際には正しい用途で使用することが好ましいのは間違いないでしょう。
そこで今回は筋肉痛の時に効果的な湿布についてと、その効果的な貼り方などをご紹介します!
[ad#cd1]
温湿布・冷湿布どちらがいいの?
筋肉痛の際に温湿布と冷湿布はどちらがいいのかについてですが、基本的には冷湿布の方が効果はあると考えていいのではないかと思います。
これは筋肉痛の原因の一つが炎症からきていることが大きな要因なのですが、温湿布の場合、温めることによって腰痛などの慢性的な痛みを和らげる作用を持っていることから、炎症を治すという観点から見た場合に大きな効果は期待できないわけですね。
逆に冷湿布は冷やすことで炎症を鎮める効果が期待できますので、筋肉痛の原因に直接働きかけるという意味において高い効果が期待できるでしょう。
なので、結論としては「筋肉痛の時に利用するのであれば冷湿布がお奨めである」ということです。
湿布の効果的な貼り方
さて、筋肉痛には冷湿布が有効であるとお話ししましたが、湿布は貼り方次第でも効果が違ってきますので、ご紹介しておきますね。
水気をなくしてから貼る
これは汗などの水気がある状態で張ってしまうと湿布が剥がれやすくなってしまうためで、剥がれてしまうとその時点から効果が失われてしまいますから、なるべく剥がれにくいようにするのは大切です。
最低限、水気を取ってから貼るようにするだけでも、かなり違うので覚えておいてくださいね。
貼る時は事前に場所を決めてから貼る
当たり前と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも大切な事の一つです。
貼る時に一度貼ってみて位置を調整する方も少なくないのですが、それだと何度も貼り替える形になってしまうので、結果的に粘着力が落ちてしまう可能性があります。
できれば一度目で貼ってしまうのが理想でしょう。
筋肉痛の時は動かして大丈夫?
筋肉痛の時に運動などをして、体を動かしても大丈夫なのかどうかも気になるところだと思いますが、少なくとも筋トレは避けた方がいいです。
筋肉痛は筋肉に炎症が発生している状態ですから、この状態で筋トレを行うと結果的にさらなる負担をかけてしまうので
お奨めは出来かねます。
ただし、有酸素運動(ウォーキングなど)は血行を良くする効果がありますので、血行不良が原因となる場合であれば症状が緩和されることもありますから、適度であれば行うのもいいでしょう。
以上が筋肉痛の時に効果的な湿布とその貼り方についてとなります。
筋肉痛はさまざまな原因から生じる症状ですが、多くの場合、炎症が元となっていますので、冷湿布を用いるのが効果的であるということでした。
貼り方などもぜひ、参考にしていただければ幸いです。
一 人 暮 ら し を 幸 せ に す る − ヒ ト ブ ロ −