一人暮らしの場合、風邪を引いてしまったら食事はどうするべきか?動けないほど熱が出たら?
1日でも早く治したいと思いますよね。
インターネットが中心になっている現代は、間違った情報だらけです。
今回はみなさんが勘違いしているような豆知識ばかりですので、必見ですよ!
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風邪の引きかけ「悪寒」がしたら?
「あ、ヤバイかも・・・」と思うときってありますよね?
この風邪の初期症状の時に一番効果を発揮するのが「葛根湯」です。
葛根湯はみなさんご存じの漢方ですが、葛根は「葛の根」で、他にも「麻黄」や「桂皮」など7種類の漢方が配合されています。
麻黄や桂皮は発汗・解熱などの効用がありますし、他の生薬は鎮痛や咳止めなどの効果もありトータルで素晴らしいお薬です。
タイミングは食前・もしくは食間に服用するようにしましょう。
お茶などではなく、白湯で飲むほうが良いとされています。
飲んだあとは無理をせず体を休ませてあげてくださいね。
すでに免疫細胞が戦っていて熱が上がってしまっていたら、あまり効果は望めませんのでご注意を。
食事はどうする?
「食欲はあるし大丈夫!」と胃腸が強い人は思うかもしれません。
しかし、風邪を引いている時は確実に胃腸も弱っています。
そんな時に、トンカツや焼き肉なんか食べたら、胃腸がビックリして荒れてしまいますよね。
一番良いのは消化に良いおかゆです。
雑炊にするならば、おかゆくらいにお米をふやかせてください。
通常の雑炊は、お米のかたさは普通なのに汁気が多いためスルっと胃に入りやすいので、消化に悪いでのす。
しっかり水分補給
一番のおすすめはポカリスエットです。
大塚製薬のポカリスエットは「飲む点滴」と言われており、効率よく水分を吸収しやすい事で有名ですよね。
熱が出ると汗をたくさんかくため、脱水症状になりやすいです。
ですので、水分をしっかり取る必要があるのです。
やってはいけない事3つ
1. 普段と同じ食事はダメ
先程も言いましたが、胃腸が弱っている時に脂っこい食事などは控えましょう。
消化に良いおかゆなどが最適ですね。
普段と同じですと、時には免疫力も低下してしまうかもしれませんので、食事には注意が必要です。
控えたほうがよい食品は以下になります。
・炭酸飲料
・肉
・乳製品
・きのこ類
・唐辛子など刺激になるもの
・脂の乗っている魚(ハマチ・サンマなど)
・ラーメン
・冷たい食べ物
・・・ほとんど、ダメじゃん!という声が聞こえてきそうですが、そうなんです。
風邪を引いている時に食べて良い物は、本当に限られてきます。
冷たいモノがダメと書いておりますが、例えばアイスなどは少量なら問題ありませんよ。
要するに、消化の悪い物はいけませんということですね。
2. 汗をわざとかいて治してはダメ
これは50年以上前から伝えられてきた対処法で「とにかく汗をかけ!」と聞いたことありますよね?
しかし、たくさん着こんだりすることは、体温中枢が狂いやすくなるとても危険な行為なんです。
現代では、クーリングと呼ばれている対処法が正しい方法です。
ひんやりパットなどを使いながら物理的に体全体の温度を下げ、体力の消耗を極力避けながら、発汗作用による脱水症状を予防するのが重要なんだそうです。
3. 薬を飲み過ぎてはダメ
特に注意が必要なのは解熱剤。
ウイルスと戦っている最中に服用すると、風邪を長引かせることにもなりかねません。
それと、早く治したいからと言ってお薬をたくさん服用するのもいけません。
インフルエンザのタミフル以外の風邪薬は症状を和らげるものですので、「風邪を治療する薬はない」ということを、頭に入れておきましょう。
最後に
風邪を引いた時は誰しも「早く治す方法はないか」と探してしまうものです。
一つ言えるのは、「体を信じてしっかり休む!」という事ですね。
薬などは補助的な役割しか果たしませんし、ウイルスをやっつけるのはあなたの身体ですから、風邪を引いた時はしっかりといたわってあげてくださね。
一 人 暮 ら し を 幸 せ に す る − ヒ ト ブ ロ −