花粉症や風邪、鼻づまりの原因はたくさんありますが、ノドも痛くなるし口呼吸はつらいですよね。
一人暮らしの人は、病院や薬代などの無駄は出費は抑えたいところです。
鼻づまりは鼻水が原因ではなく、「鼻が通りにくい」という感覚なのです。
こちらでは鼻がつまる6つの原因と、ストンと眠るための7つの方法を伝授します。
[ad#cd1]
鼻がつまる主な原因6つ
1. 風邪
これは鼻にくる風邪ですね。
ウイルスが鼻の粘膜に付着することにより、炎症を起こします。
人にもよりますが、だいたい5日もあれば治ります。
2. 自律神経の乱れ
血液の流れは、交感神経と副交感神経のによって多く流れたり、少なく流れたりしています。
血管を広げたり、縮めたりしているということですね。
このリズムが乱れると、鼻の血流も悪くなったりしますので、鼻づまりの原因になります。
3. 鼻の構造上の問題
・鼻中隔弯曲症
鼻って真ん中に仕切りがありますよね?
この左と右の鼻を隔てている壁(鼻中壁と言います)が、どちらかに大きく曲がっているために、空気の流れが悪くなります。
これは成人ですと9割もの人が曲がっているようですので、重篤な症状でない限りさほど気にする必要はなさそうです。
・鼻たけ(ポリープ)
鼻腔内の粘膜にできるポリープが、鼻から入る空気の流れを妨げます。
ポリープは副鼻腔の入り口付近にできやすいのが特徴です。
これは副鼻腔炎による粘膜の腫れが長く続いたり、繰り返し起こったりすることで、粘膜の腫れが戻らなくなったものがポリープとなります。
・咽頭扁桃(アデノイド)の腫れ
アデノイドは鼻の一番突き当たりの奥にある扁桃と同じリンパ組織です。
子どもの鼻づまりの原因で最も多いものがアデノイドです。
アデノイドは空気の通り道にあるため、肥大すると鼻呼吸がしにくくなるという特徴があります。
4. アレルギー性鼻炎や急性鼻炎
鼻炎はさまざまな原因によって鼻の粘膜が腫れてしまい、くしゃみや鼻水が出やすくなる病気です。
鼻の中の粘膜には、毛細血管がたくさん通っています。
鼻炎による鼻づまりは粘膜が腫れることによって、鼻の通りが悪くなり起こります。
鼻炎の鼻水は水っぽいので、鼻水自体が鼻づまりの原因となることは、ほとんどないのです。
5. 副鼻腔炎による鼻づまり
風邪を引いたときにはウイルスによって、副鼻腔炎にかかりやすくなります。
風邪のウイルスに感染した鼻の粘膜は、抵抗力が落ちるので細菌にも感染しやすくなるんですね。
細菌に感染してしまうと、透明でサラサラした鼻水が、黄色や緑の粘りのある鼻水に変わります。
そして副鼻腔炎になると、鼻の中に粘性の高い鼻水がたまり、鼻づまりの原因となります。
6. 外部からの刺激
物理的な異物・寒さなどの刺激、薬物による刺激などでも鼻づまりが起こります。
[ad#cd2]ストンと寝られる鼻づまり7つの解消法
1. 鼻をあたためる
一番良いのは蒸しタオルです。
電子レンジでチンできますが、温度には注意してくださいね。
他にもカイロなども使えそうです。
ホット飲料の蒸気を鼻から吸っても効果があります。
2. 鼻をつまんで息を止め、首を上下させる
これはかなり効果がある鼻通しの運動です。
・大きく息を吸います。
・肺の中の空気がなくなるまで息をはき切ります。
・鼻をつまみ息を止めたまま、2秒間天井をみます。
・次に2秒間床を見ます。
限界までこれを続け交互に繰り返すだけで、鼻が通ります。
この方法は、意図的に酸欠状態にさせているんです。
脳は「酸素が足りないから、鼻の穴を広げてたくさん空気を吸って!」という命令を出します。
すると鼻は、血がたまらないように血管を細くしますので、そうすると粘膜の腫れが引いていき空気の通り道ができるということなのです。
3. 氷や氷菓子をなめる
コロコロなめるようにすれば、口から鼻に冷たさが伝わり鼻の炎症がを和らいでくれます。
4. 500mlのペットボトルを脇に挟む
これは、東京厚生年金病院耳鼻咽喉科の石井正則先生が考案された方法です。
「ペットボトルを鼻がつまっている側と反対側の脇にはさむ」これだけなんです。
例えば、右の鼻がつまっているなら、左側の脇にはさむ、という簡単なもの。
先生によりますと体の側面を圧迫するとにより、反対側の交感神経が刺激され鼻づまりが解消するそうです。
5. 鼻づまりのツボ「迎香」を押す
鼻づまり、花粉症、鼻血に効くツボです。
他にも顔の血行促進を促し、むくみ、頭痛、視力低下などの防止にも効果があります。
6. 鼻うがい
洗面器などにぬるま湯と少量の塩を入れ、片方を押さえもう片方から吸い込みます。
吸い込んだら口からだせばOKです。
ポイントとしては、真水ではやらないこと。
体液と浸透圧がちがうので、「ツーン」といった感覚とともに痛みが発生します。
正確な分量は、0.9%の塩。
1リットルの水に、9グラムの食塩を溶かして作ります。
鼻詰まりにはかなり効果がありますが、鼻がかなりつまっているときは奥まで水を通すのは難しいです。
また、鼻うがい中につばを飲み込んだり、水が鼻の奥に残っている状態で鼻をかむと粘膜が炎症を起こしたり、中耳炎になる恐れもあるので注意してください。
7. 鼻にスゥーっとメンソール
メントール配合のリップなどの塗り薬を鼻の下に塗ってみましょう。すると、鼻づまりが解消されます。
実は食欲も抑えられるので、ダイエット効果もあるんですよ。
快適な眠りは、一人暮らしの家にあるもので解決できそうですよね。
ぜひ実践していただき、快適な睡眠ライフを手に入れてましょう!
花粉症に関するまとめ記事
ヒトブロの花粉症に関する記事をまとめておりますので、ぜひご活用下さい。
一 人 暮 ら し を 幸 せ に す る − ヒ ト ブ ロ −