大学の卒業式は大学生活最後にして総仕上げとなる行事ですから、なるべくならば参加しておいた方がいいのは間違いありません。
しかし、止むを得ない事情などで欠席しなければならないケースも少なからずありますし、学生の約1割は欠席をするそうです。
そこで、今回は卒業式を欠席した時のみんなの理由やデメリット、その際にやるべきことをいくつかご紹介しましょう!
みんなはこんな理由で欠席している
先ほどもお伝えしましたが、学生の1割は何らかの理由で欠席をしています。
ではどんな理由で欠席をしているのか?見ていきましょう。
「ぼっち」だから
私の所感ですが、実はこれが一番の理由なのでは?と思っています。
「ぼっち」というのは、「友達がいない」という意味で非リア充の代名詞ですね。
確かに友達がいないと、参加してもつまらないと思います。
一緒に喜びもわかちあえませんし、周りのテンションの高さについていけません。
それに他の人達が仲良さそうにしているのを見ると、惨めになってきます。
なので、私は「ぼっち」の理由で欠席しても全く問題ないと考えます。
体調不良
これは仕方ないですね。
当日になって欠席すると事務手続き上「面倒だな」と思われてしまいますが、仕方ありません。
後日、関係書類は郵送で送ってもらうようにしましょう。
法事や葬式など家庭の事情
これも仕方のない事です。
法事などは日にちはわかっているハズですから、前もって大学へ伝えておきましょう。
大学が遠い
例えば北海道出身の学生が、鹿児島の大学へ行っていた場合。
卒業式の時期には、家を退去し実家に帰っている事も少なくありません。
卒業式のためだけに行くと考えた時、旅費などを勘案すると欠席したほうがメリットが大きいのです。
こちらも事前に申し出ていれば問題ありませんので、安心してくださいね。
就職先の研修
研修を実施する企業も多く存在し、卒業式を考慮してくれる企業もありますが、そうでない企業もあります。
基本的に4月からの勤務になりますから、その少し前から研修が始まる企業が多いようですね。
お金がかかるから
リクルートスーツなどで参加する場合は、さほどお金もかかりません。
しかし男性なら袴、女性なら振り袖で参加する場合美容院なども含めてかなりのお金がかかります。
他にもお金がかかることが多い時期ですから、金銭的な理由で休む人もある程度いるようです。
引越し準備のため
引越し先が遠方だったりとやむを得ない場合もあります。
特に3月は引越しシーズンですので、業者も混み合い希望の日程がとれないことも多くあります。
そういった事情であれば仕方ありませんので、教授なども無理にとは言わないはずです。
大学の卒業式を欠席した時のデメリット
大学の卒業式を欠席した時のデメリットと言われてもすぐにはピンとこないと思いますが、いくつかのデメリットは確かに存在しています。
思い出が残らない
一つは単純に思い出が作れないという点ですが、これは参加しない、または参加ができない以上は諦めるしかないでしょう。
実害を被るわけでもないので、特別に問題視するほどの事ではないと思います。
ただ記念撮影などある大学もあるでしょうから、それに参加できないデメリットはあります。
特に仲の良い同級生がいた場合は、ちょっと寂しい気分になるかもしれませんね。
しかし、大人になってわかることなのですが、昔話しをしているときに中学や高校の話は出ても、大学の話は出ませんし出ても盛り上がりません。
そういった意味では、欠席しても何の問題もないのかな?と思います。
ゼミの懇親会に参加できない
これもデメリットの1つとして挙げられますね。
大学にもよりますが、卒業式のあとゼミの懇親会があるとことも多くあります。
仲の良い人たちとの懇親会は参加したいところですが、やはりこの場合も一定数の学生が欠席をしているようですね。
証明書などの書類を受け取れない
事務手続き関係の書類なども含まれるのですが、どちらかと言えばこちらの方が問題ですね。
卒業証書や成績証明書などの書類が受け取れない事は、二度手間になりますので面倒です。
これらの書類が必要かどうかは企業にもよると思います。
しかし今後、必要になることもありますし大学は義務教育とは異なりますので、受け取り手続きなどをしないと受け取ることができません。
手元にないと困る書類ですから、この点には注意しておく必要があるでしょう。
欠席するときにやるべきこと2つ
卒業式を欠席するデメリットはご紹介した通りですが、その際にやるべきことをいくつか挙げておきます。
1. 欠席する旨を伝える
欠席する以上、それを事前にゼミの担当の教授や学生課、事務室に伝えなくてはなりません。
書類を受け取るだけならば手続きのみでも問題はないのかもしれませんが、関係者に迷惑をかける前提での話なので、最低限の話は通しておく必要が出てきますね。
2. 書類の郵送手続きをする
卒業証書や成績証明書などの書類は欠席する場合には、郵送手続きをするのが一般的です。
この際、送料などは自分の負担になってしまいますが、関係者に迷惑をかけてしまう手前、この部分は仕方がないでしょう。
注意点として、大学では自分の書類関係は請求していないと勝手に届くことはほとんどありませんので、参加できないことがわかった時点で手続きしておいた方が確実ですね。
何にしても必ず必要になる書類ですから、なるべく早く手元に届くようにしておくのをおすすめしますよ!
卒業式に出なくてもデメリットはないと思ってしまいがちですが、受け渡しがある書類の事を考えると影響が出る話でもあります。
欠席する場合には手続きや関係者への話を通しておくことなどは最低限、やっておくようにしてくださいね。
周囲の方もそうですが、困るのは誰よりも自分なのですから、どのようなデメリットがあるのかは忘れずに覚えておくようにしましょう!
一 人 暮 ら し を 幸 せ に す る − ヒ ト ブ ロ −
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