あなたはカモガヤという植物をご存じでしょうか?
花粉症というと代表的なのはスギ花粉で、そのピークは一般に2月~4月にかけて飛散します。
しかしその後、4月から7月にかけても花粉症は起こることが確認されていますね。
ですので、スギのピークを過ぎた後に花粉症が起こっている場合にはカモガヤによる症状が疑われます。
そこで今回は「なぜ今の時期に花粉症が?」というような症状が起こった場合の時のために、その要因として挙げられるカモガヤについてご紹介していきましょう。
カモガヤってどんな植物
カモガヤとはイネ科の植物で、花粉症の原因植物としてはスギ・ヒノキに次いで多いことが確認されています。
その飛散時期は主に5月~7月になりますから、ちょうどスギ花粉のピークを越えたあたりから増えてくることになります。
カモガヤは北海道から広がった
この植物は北海道から全国に広まったとされています。
北海道にはスギ花粉は存在しませんので、スギ花粉による花粉症はありません。
しかしカモガヤは存在するため、北海道の花粉症はカモガヤによるものではないか、とも言われています。
全国的にも道端や空き地などに生えていますので、今ではそれほど珍しい植物でも無くなりましたから、花粉症の要因としてもスギやヒノキ同様に警戒が必要になってくるでしょう。
カモガヤ花粉の対策は?
では、「カモガヤ花粉の対策は?」ということをお伝えしていきます。
マスク・手洗いが基本
基本的には他の花粉症と同様に、マスクや花粉症用のメガネの着用などで侵入を防ぐのがセオリーとなります。
洗顔などで定期的に洗い落とすのも有効ですね!
また、カモガヤは花粉の飛散距離があまり長くなく短い部類に入りますので、近くに寄らないようにするのも効果的でしょう。
道端に生えているのは避けるのが難しくても、空き地などに近寄らないようにするのはそれほど難しいことではありません。
カモガヤの花粉症まとめ
花粉症はこのように花粉が飛び交っている間はスギに限らず、症状を呈することがあります。
スギ花粉のピークを過ぎたからといって油断はできません。
花粉症は一年中、起こる可能性があると言われています。
時期によって起こるという解釈よりも、起こりやすさなどの頻度が変わってくるという見方をしておくのが正しいですね!
一年中花粉症に悩まされている人の中には「実は花粉症ではないのでは?」と考えてしまう人もいます。
しかし誰でも年間を通して発症する場合もあるということを、覚えておいていただければと思います。
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